うちの庭は土がむき出しの面積が広く、このまま春になると雑草が生い茂ることが確実なので、雑草対策のために枯山水を作ることにしました。枯山水と言っても、京都のお寺などによくある、こういうやつ↓
ではなくて、雑木の庭に合うように、干上がった川みたいなものを作ってみたいと思います。
少し地面を掘り下げてから防草シートを敷いて、その上に砂利を敷いていきます。リアルさを追求するために、ホームセンターで購入した川砂利と、畑で拾った丸い石を混ぜて敷いてみました。砂利がはみ出さないように、ふちのところは割栗石を並べてます。
仕上がりはこんな感じで、予想以上にいい感じです。枯山水は「水がないのに水を感じる」と言いますが、実際に間近で見ると、確かに、
水がないのに水を感じます!
丸くて大粒の石の感じが、川の中流あたりの河原の雰囲気に似ているので、昔、河原で遊んだ記憶や感覚がよみがえり、近くに川がありそうな、そんな雰囲気を感じます。もちろん錯覚ですが。お寺の枯山水は白い砂で水や波を表現しているので、それとはちょっと違うかもしれないです。写真だと伝わりにくいので、説明が難しいのですが。
飛び石も枯山水に同化させてみました。自然な河原の雰囲気に近づいたと思います。砂利の上は歩きにくいですが、飛び石があるので歩きやすいです。
石畳、飛び石、枯山水……石だけでこんなにいろいろできるとは。最高の天然素材です。材料費も安くていい感じなので、庭の中を蛇行させながら、もっと長い川を作ってみたいと思います。雑草も抑えられて一石二鳥です。石だけに。笑