SECOND 農 LIFE

緑に囲まれたセカンドハウスで、50歳から農家を目指す。自然に寄り添うスローライフの記録

高齢者にやさしい和モダンな平屋

工務店から家の完成写真をいただきました。我が家は、ダークグレーの外壁と大きな切妻屋根が特徴の、和モダンな平屋です。高齢者向けの機能とデザインを両立させた結果、このようなスタイルになりました。
実際にやってみて良かったと思うデザインのポイントなどを、一部ご紹介したいと思います。

屋根

高齢になると足腰が弱くなり、階段の上り下りは徐々に困難になっていくので、思い切って平屋にしました。平屋では屋根の面積が大きいので、構造がシンプルで低コストな切妻屋根を選択。勾配を緩やかにして、軒を大きく取ることで、落ち着いた和の雰囲気になってると思います。
植栽はまだ作成中ですが、年を取ると家で過ごす時間が増えるので、四季の変化が楽しめる植物をたくさん植えてます。写真は春に撮影したものなので、新緑がきれいです。

アプローチ


道路から玄関までの距離は、遠すぎないようにしつつ、でも奥行を感じるように、アプローチはクランクにしました。歩くと植木が自然に目に入ります。
そしてポストやインターホンは玄関ポーチに配置したので、郵便物の回収などが楽です。雨にも濡れないです。

玄関


玄関は外壁に合わせてシンプルにグレー系でまとめました。植栽のほうをカラフルにすることで、華やかな和モダンの雰囲気にしていく予定です。
アプローチから玄関へは、スロープも考えましたが、階段+手すりにしました。車いすでない限りは、坂道よりもこのほうが歩きやすいようです。

テラス


テラスは洗濯物干し場も兼ねているので広めに作りました。リビングのフロアと同じ高さなので、窓からの出入りも安全です。階段には全て手すりを付けました。庭を眺めながら日向ぼっこが楽しめます。


平屋のメリットを生かして、軒の出は1.8メートルと大きめにしました。夏の強い日差しをカットしてるのと、少々の雨なら洗濯物も濡れないので便利です。


中央のシンボルツリーはオオモミジです。樹形が美しいので一目惚れで購入しました。それ以外にも、アオダモ、アオハダ、エゴノキヤマボウシ、コハウチワカエデ、ソヨゴ、ヤマコウバシ、シロモジ、クロモジ、など、いろいろな木を植えました。まだサイズが小さいですが、3年ぐらいすると勢いが出てくると思います。庭が雑木林になるのが楽しみです。

以上、高齢者向け外装デザインのご紹介でした。いつか自分が高齢者になったときに、良かったと、思うと思います。