SECOND 農 LIFE

緑に囲まれたセカンドハウスで、50歳から農家を目指す。自然に寄り添うスローライフの記録

農家さんのお手伝い

愛犬がお散歩デビューしたので、毎日犬を連れて家の近所を歩くのですが、ご近所には農家さんや植木屋さんが多く、ありがたいことに収穫した野菜などをよくいただきます。最近は野菜の値段も高騰しているので、採れたてで新鮮な野菜はとても嬉しいのですが、少し気になるのは農家の高齢化や人手不足です。
自分のご近所に限ったことではないと思いますが、明らかに働いている人の平均年齢が高く、70代~80代ぐらいの人も多いです。実際に話を聞いてみても、やはり人手不足で、1年中ほぼ休みがない状況のようで、今の時期は植え付けと収穫でさらに忙しいとのことでした。
自分はまだ野菜作り勉強中ですが、未経験者よりは少し役に立てるかもと思い、微力ながら見習いとして、農作業のお手伝いをさせていただくことになりました!自分としても良い経験になりそうです!

■枝豆の種まき
農家見習い最初の仕事は、枝豆の種まきです。マルチの穴に1粒づつ、種を蒔いていきます。枝豆の種は発芽率が高いので、1穴に1粒でOKとのこと。
単純な作業ですが量がすごいです。家庭菜園とはスケールが違いますね。
自分も枝豆を作ったことはありますが、初心者には難易度が高く、あまりうまくできた記憶がないので、これを機に収穫までの栽培方法を勉強したいです。

■サツマイモの植え付け
そして次の仕事はサツマイモの苗の植え付けです。苗を30分ほど消毒液につけてから植え付けていきます。
手前にある棒で斜めに穴をあけて、茎を刺していきます。そしてマルチの上から苗の根元に土を置きます。この土がポイントで、葉っぱが黒マルチで焼けてしまうのを防ぐとのこと。

これも規模が大きいので大変な作業です。1列で100本ぐらいありますが、今年は全部で4000本の苗を植えるとのことでした。自分が植えたのはごく一部なので、あまり役に立てた実感はないですが、梅雨入り前に植え付けを終えることができて良かったです。チームプレーの大切さを感じました。1人でやったら確実に心が折れます。笑

そしてご厚意で少し苗を分けていただいたので、自分の畑に同じように植えてみました。農家の畑を見た後だとミニチュアに見えますが、一般家庭ではこれでも十分な量です。

植え付けて1週間後には、苗がしっかり活着しました。やはり教えてもらった方法で間違いないです。
今回の作業は短期間でしたが、作業を通して、ほんの少しですが、農家に一歩近づいた気がします。今後も足手まといにならないように気をつけながら、お手伝いを続けたいです。