SECOND 農 LIFE

緑に囲まれたセカンドハウスで、50歳から農家を目指す。自然に寄り添うスローライフの記録

育てて分かったクラピアの使い方

雑草対策で2年前に庭に植えたクラピアは、わずか2年で庭を埋め尽くすまでに成長しました。植えたのはたった6株だけなのに、すごい成長の早さです。

■植え付け時

■1年後

■2年後(現状)

最初は横に広がりますが、全体に広がった後は上にも伸びてきて、今では足のくるぶしが埋まるくらいの高さになりました。ちょっと歩き難いです。今年は猛暑の中、草刈り機を使って夏に2回ほど刈り込みましたが、生育旺盛ですぐに復活します。

このように匍匐してどんどん広がるので、石畳などは軽く乗り越えていき、石の隙間などに根を張ろうとします。

水道メーターなどは、あっという間に見えなくなります。業務妨害です。

駐車場や道路にまで、土がほとんどないところでも広がっていきます。

植木も飲み込まれる勢い。

という状況で、クラピアに覆われたところは雑草が明らかに減ったので、雑草の抑止効果は確かにあるのですが、今度はクラピアのメンテナンスが大変な仕事になってしまいました。目指しているのはローメンテナンスな庭作りなのに、これでは本末転倒です。
手間がかからないようにするためには、植える範囲を決めて、脱走防止の仕切りで囲むのが良さそうです。他の植物や庭石などとの混在はやめた方がいいです。

このあたりは、クラピアを撤去して石畳とテラスを作ったところですが、メンテナンスがとても楽になりました。

この調子でクラピアを縮小しつつ、無機質な部分の割合を、もう少し増やしていこう思います。植物だけではメンテが大変なので、有機物と無機物のバランスが大事です。
ドックランに関しては踏み付けに強いクラピアが有効なので、ここは愛犬のために残します。(♡ω♡)

今年は夏の日差しが強すぎて、既に葉が落ち始めてますが、全体的な庭の雰囲気は今のところこんな感じになりました。
■玄関アプローチ


このぐらい植木が密になると、雑草はほとんど生えてこないです。
■メインガーデン

クラピアは成長が遅い低木などに置き換えつつ、家が見えなくなるくらいに、もっと緑を増やして、ローメンテナンスな雑木の庭を作りたいです。

■育てて分かったクラピアの使い方まとめ
(あくまでも自分の主観ですが)
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メリット
①雑草の抑止効果は大いにあり。
②少ない費用で短期間にグリーンカーペットを作ることができる。
③種ができないので、雑草のように勝手に増えることはない。
デメリット
①成長が早いので、年に数回の刈り込みが必要。
②どこまでも広がっていくので、脱走防止対策が必要。
教訓
クラピアは、植えるエリアを決めて、周囲は脱走防止の仕切りで囲む。他の植物や庭石などとの混在はNG。